
Fallout 76 (PC)
Buy GameFallout 76: コミュニティスポットライト:GamingWithMaps
Fallout 76 (PC)
Buy Game自然豊かで魅力的なウエストバージニアは、奥深い歴史に満ちています。カムデンパークからクランベリー湿原まで、どのロケーションにも物語があります。そういった物語は、メモや日記、ターミナルのエントリー、ホロテープなどの中に詰まっています。しかし、歴史があるのは終末後のアパラチアだけではありません。
実世界のアパラチアもまた、豊かでわくわくするような物語に溢れているのです。
GamingWithMapsは、ゲーム内と現実世界両方にまつわる物語を題材とした興味深い動画を作ることに喜びを見出すYouTuberです。彼の動画では、『Fallout 76』のロケーションに存在する物語を深く掘り下げていますが、それだけではありません。GamingWithMapsは、現実世界の同じ場所と、そこにまつわる物語の中に隠された歴史についても調査をします。
「私のストーリービデオでは、サム・ブラックウェル上院議員のような個人、ビッグベンド・トンネルのレイダーたちのようなグループ、ダイアー・ケミカルでの殺戮といった出来事、そしてシュガーグローブなどのロケーションを取り上げています」とGamingWithMapsは言います。彼の動画は、最初から現実の歴史に触れていたのではなく、発展していくにつれて徐々にそうしたものが取り入れられていきました。「モーガンタウンについての動画を制作する過程で、その街の現実世界での歴史を調べ始め、最終的にはその成果を動画に盛り込むことになりました」
それ以来、彼のチャンネルはゲームと現実世界の両方の物語を取り上げる構成へと変化しました。「その時から、『Fallout』シリーズのコンテンツに関連する現実世界の歴史を加えるようになりました。動画の構成は、関連する物語を見つけられる正確な場所を教えるという初期のものから、ポイントとなる情報のクリップを使って、その物語を紹介するという形へと発展していきました。制作の過程でウエストバージニアの歴史を学ぶのは、とても楽しいです」
慎ましい始まり
GamingWithMapsは、早い時期からPCでゲームを始めました。「父が早くからホームコンピューティングを取り入れていたので、物心ついた時にはすでに家にPCがありました」と彼は語ります。「父と兄が、『Railroad Tycoon』、『Warcraft: Orcs & Humans』、『DOOM』、『Wolfenstein』を教えてくれたんです。おそらく幼稚園児にはふさわしくないゲームだったと思いますが、素晴らしく、魅力的で、常に広がり続けるゲームの世界へ私を導いてくれました」
Bethesda Game Studiosのタイトルは、彼にはなじみ深いものです。「私の最初のBethesdaゲームは『Morrowind』でした。10代前半の数百時間を、Vvardenfelで過ごしました。それも、Nerevarine Prophecyの必要条件を満たす作業を始める前にです」と彼は言います。
そして、『Fallout』が登場しました。「『Fallout 3』が、私の最初の『Fallout』ゲームでした。Vault 101の外へ出て、目の前に広がる荒廃したウェイストランドを見た時の圧倒されるような感覚は、今でも覚えています。プレイし始めた当初は、『Fallout』の世界についてはあまり知りませんでした。崩れ落ちそうな廃墟の並ぶキャピタル・ウェイストランドを深く掘り下げ、多くのことを知っていくうちに、この未来的かつ懐古的な世界をもっと探究したくなったんです。『New Vegas』と『4』のストーリーを楽しんだ私は、次に『Fallout』の新作が出るのは『Elder Scrolls VI』の後になるだろうと思っていました。なので、『76』のティーザーがインターネットに突然アップされた時には、とても興奮しました。発売時点では人間NPCのいないマルチプレイゲームということで、正直に言うと心配ではありましたが、終末後のアパラチアの世界には驚かされました。『Fallout 76』の1年目ほどの黙示録的な雰囲気を感じた『Fallout』シリーズは他にありません」
物語への愛
GamingWithMapsに、『Fallout 76』のストーリービデオを作り始めたきっかけを尋ねました。「私はアパラチアを存分に楽しみ、ターミナルのエントリーやメモ、ホロテープ、背景に秘められた物語をすべて目にしてきました」と彼は言います。「ストーリーに欠けているとか、ストーリーを台無しにしているといった理由で『Fallout 76』が非難されているのを見ると、歯がゆい気持ちになりました。決してそんなことはないと、実体験から知っていたからです。私には、ストーリーがより繊細に語られているように見えました。そして、ストーリーの全パーツをつなぎ合わることができれば、素晴らしい物語があるのだと示せるのではないかと思ったのです」
残念ながらハードウェアの不具合によって失われてしまいましたが、GamingWithMapの最初の動画は2017年秋に作られました。「『Fallout 4』のVault 111のレイアウト、人員、そして崩壊を完璧に総括した動画でした。セキュリティチームの気質を理解するために、ミネソタ飢餓実験に関する分析まで行なっていました」と彼は語ります。
彼はそこで終わりにせず、2019年7月に再び動画を製作しました。第1弾の動画は1時間ほどの長さで、クエスト「Wasted on Nukashine」の攻略ガイド兼ストーリービデオでした。約2ヶ月後には、モーガンタウンのストーリーを取り上げた別の動画を公開しました。
GamingWithMapsは、多忙な生活を送りながらも、動画のリリースを続けていく予定です。「1~2週間に1つの動画をリリースするという目標を立てていたのですが、フルタイムで働いているので、それほど頻繁に動画を作る時間は持てません。ここ4ヶ月は、全6ヶ月のコーディングブートキャンプの受講中なので、ストーリーをお届けするのは遅れています。ですが、計画中のものがたくさんあるので、またリリース頻度も増えることでしょう」
制作のプロセス
こうした動画の制作には、時間がかかります。まずは、調査が必要です。
「調査の第一段階は、Google、Encyclopedia Britannica、Wikipediaでの検索です。それから、見つけたものの正確性を確保するために、原資料を参照します。行政サイトを見て、街、郡、公園の確認をします。行政サイトの情報も、ファクトチェックを心がける必要があります。地方自治体はなにかと「発祥の地」と言いたがりますが、正確には最初ではないということがありますからね。できるだけ多くの一次資料に当たるようにしています。ゲーム内では、ロアや背景に秘められた物語を探して、関連するエリアに行きます」
調査が終わったら、撮影の計画を立てていきます。「私のストーリービデオの大半は、その動画のテーマとなっているコンテンツを紹介する、視点を動かさない30秒から1分のショットを複数使ったものです。元々はすべての場面を1つの大きなファイルにまとめて撮影しており、各動画用に分けなければいけなかったのですが、ルイスバーグを取り上げ始めたころから1場面1ファイルという形式にしました」それぞれの動画に必要なファイルの数は様々です。「舞台によっては、全体を捉えるのに100を優に超えるショットが必要になることもあります。その場合は、そういった動画を探したり保管したりしやすくするために、30分から1時間を費やしてラベル付けをします」
こうしているうちに、ファイルの数が膨大なものになっていきました。「そのようなショットが全部で1427本あり、私のストック映像フォルダのうち150GBを占めています」
この作業が終わると、動画作成プロセスの次のステージに進んでいきます。「そのエリアを探索し、見つけられる物語をすべて読み、見落とした部分がないかオンラインで確認したら、数日に渡って台本を書きます。1時間くらいかけて音声を録音し、3~4時間かけて全体を編集します」
その結果、この東部刑務所の物語についての動画のような、魅力的かつ心を動かす動画が生まれるのです。
数々の発見
GamingWithMapsは、これまでに非常に多くの動画を制作してきました。その過程で、現実とゲーム内の両方で興味深い歴史を発見してきたのですが、見つけた物語の中での一番のお気に入りは、どのようなものなのでしょうか?
「ダリウス・アングラーという、毒の峡谷を有毒にした男の話です。私は『Fallout 76』のsubredditで自分の動画をシェアしていたのですが、ほとんどの人は毒の峡谷がなぜ有毒な白い粉の層に覆われているのか知らないようでした」とGamingWithMapsは言います。
物語を掘り下げてシェアするという探究の中で、彼は興味深いアメリカの歴史も知りました。「初期のアメリカ史には、非常に幅広い物事を成し遂げた人物がたくさんいます。その中の1人がジョン・J・ベックリーで、ゲームの中にあるベックリーという街の名前の由来になっています。1757年にロンドンで生まれた彼は、11歳の時に両親によって年季奉公に出されました。彼は大西洋を渡ってバージニアに行き、1759年から彼の主人が亡くなる1773年まで、書記として仕えました。1782年にはバージニア州リッチモンドの市会議員に選出され、その後1783年にその街の市長になり、二期に渡って務めました。さらにアメリカ合衆国下院の最初の書記官、そして最初の議会図書館長になったのです」
動画を見るには
素敵なストーリービデオについての話を聞かせてくださったGamingWithMapsに感謝いたします。お話を伺う中で、コンテンツの制作やアメリカの歴史について多くを学ぶことができました!
GamingWithMapsの動画を見たい場合は、彼のYouTubeチャンネル、Irresolute Cartographerにこちらからアクセスすることができます。
動画やコンテンツの更新情報を知りたい場合は、こちらから彼のTwitterをチェックしてください。
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それでは、来月のコミュニティスポットライトでまたお会いしましょう!